お土産にも自分用にも!沖縄の素朴な郷土菓子、明治20年創業の「元祖タンナファクルー」!初めて食べるのに懐かしく、さとうきびの味や香り、不思議な歯応えに、みんながクセになること間違いなし!
出張でかなり頻繁に那覇に来ているインスタフォロワー様から、「お土産でもらって美味しかったから自分でも買ったよ〜」と教えてもらったのが今日ご紹介するタンナファクルー。タンナファクルーは沖縄のスーパーなどでも買えるようですが、牧志にある丸玉の直売店で買う元祖タンナファクルーが一番良いというネット上の噂。それを信じた訳ではないけど、JR九州プラッサム那覇に泊まった際に、道路渡った斜め向かいに丸玉の売店があったので買ってみました!
JR九州プラッサム那覇は牧志にあるホテルで、国際通りむつみ橋交差点からゆいレール美栄橋駅方面へ向かう沖映通り沿いにあります。
お店へGO
ホテルをチェックアウトして、向かいました!この黄色い旗が目印です。少しシャッターが降りていたのもちょっとツボ。
こんな感じで、店先にお菓子が置いてあります。テントの下なので雨でも大丈夫ですね( ・∇・)
かなり安いです∑(゚Д゚)
直売店オリジナルの「しょうが味」も気になりましたが、無難にプレーンを選びました!!
乾燥椎茸なんかではもちろんありません!!写真映えを狙ったようなスイーツにも少し飽きた今日この頃、この素朴感がたまらないです。シンプルで媚びてない感じが良いです( ・∇・)だからってダサくもない!
ひとくちサイズのハート(右)と、3枚入り(左)。合計320円!
左の写真の普通サイズの11枚入りの370円を買うべきでした!11個入りだと@33.6円、3個入りだと@43.3円。
原材料は、沖縄県産の黒糖、小麦粉、上白糖、卵・・と非常にシンプルです。
感想
こちら、帰りの飛行機を待つ時間に食べてみました!!
一枚食べた時、その味のシンプルさゆえに一瞬「?」となりました。そして二枚目を食べてもやっぱり「?」と。そこで食べるのをやめました。初めて食べるのに懐かしい、そんな感想です。
そして家に帰って再度食べてみました。不思議です。食べ終わってからもしばらく口の中に黒糖の味が残り、目をつぶると脳裏に浮かぶ沖縄の風景。この味を理解するのに結構時間がかかりました。沖縄で食べ過ぎて満腹だったからなのか、それに対して味が素朴すぎたからなのか、よく分かりません。表面は程よく硬さが残り、中はしっとりと柔らかく、不思議な歯応え。沖縄へ行ったらタンナファクルーを買って帰り、沖縄に思いを馳せて食べれば沖縄ロスの良い薬にもなり、二度美味しい!!
タンナファクルーは明治二十年、首里真和志町で生まれました。
私の曽祖父であり丸玉創業者の玉那覇宏次朗の父が考案した、黒糖、 小麦粉、卵で作った素朴な焼き菓子です。
当時は大変高価な宮廷菓子、光餅(クンペン)の代用品として庶民に親しまれ、今では沖縄の伝統的な焼き菓子として知られております。この一風変わったタンナファクルーという名前は創設者のあだなに由来しています。
家の名である「玉那覇」(沖縄の方言でタンナファ)と色黒だった曽祖父のあだ名「色黒」(クルー)を合わせて
「タンナファクルー」と呼ばれるようになったそう。(引用元:丸玉公式HP)
店舗情報
店名 | 株式会社 丸玉 売店 |
住所 | 沖縄県那覇市牧志1-3-35-1F |
電話番号 | 098-867-2567 |
営業時間 | 11:00〜19:00 ※水曜日は11:00~15:30 |
定休日 | 日曜日 |
アクセル | ゆいレール「美栄橋駅」から約350m、「美栄橋駅」から約350m |
公式HP | https://www.marutama-ryukyu.com/ |
@marutama.1887 |