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沖縄がギュッと凝縮|沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)|おもろまち 博物館・美術館

  • 2022年5月14日
  • 2022年5月14日
  • 観光

沖縄を知るにはまずここへ!沖縄の自然、気候、風土、歴史、文化を網羅的に紹介されている、常設博物館。さまざまな芸術作品が展示された美術館。博物館と美術館が併設された充実の複合施設へ足を運んでみよう!

3月の祝日、春分の日に、初めて沖縄県立博物館・美術館(愛称:おきみゅー)へ行ってきました。
2022年5月15日には、沖縄が日本に復帰して50年という節目を迎えることもあり、最近はテレビ番組でも沖縄特集をよく目にします。世間の沖縄への関心も高まっているのではないでしょうか!?

私は、以前は観光で沖縄を訪れては西海岸リゾートばかり行っていて、なかなか那覇に滞在する機会がなかったことや、那覇出張をするようになってからも観光する時間がなかったので、これまでなかなかおきみゅーを訪れる機会に恵まれませんでしたが、ようやくデビューを果たしましたー!!

 

おきみゅーは2007年11月1日に開館したんじゃ。
旧県立博物館は首里城の近くにあったのじゃが、おもろまちに移転してきたわけじゃ
グスクをイメージした近代的な建物で、要塞みたいなつくりだよ!
2008年にグッドデザイン賞も受賞している!

こんな人にオススメ

 

・沖縄の歴史や文化について知りたい・学びたい
・知的好奇心が旺盛
・沖縄旅行中の雨の日

 

いざ!沖縄県立博物館・美術館へ

と言うことでおきみゅーへ行きました。こちら、ゆいレール「おもろまち駅」が最寄りの駅になるんだけど、歩くと10分ぐらいかかります。旅行者でスーツケース引いていたり、天気が微妙だったりすると大変なので、レンタカーやタクシーを使うことをお勧めします。

 

サンエー那覇メインプレイスの横じゃ
新都心公園の横とも言う

 

沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)

では早速入って行きましょうね。

沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)

博物館の屋外展示

入ってすぐにあるの屋外展示。琉球の伝統的な高倉、民家が再現されています。

琉球の伝統的な高倉

↓穀物を貯蔵するための倉庫、「高倉」。

おきみゅー 屋外展示

沖縄県立博物館・美術館

↓赤瓦の民家。

おきみゅー 屋外展示

おきみゅー 屋外展示

正面の白い塀は「ヒンプン」。これは表から建物の内部が見えないようにする役割と、魔物が家の中に入ってこないようにという魔除けの意味もあるみたいです。

車が普及されたりして時代の流れと共に今は沖縄本島はほとんど見かけませんね。竹富島にこんな民家がたくさんあったなぁ。

おきみゅー 屋外展示

沖縄県立博物館・美術館

沖縄の伝統的な民家は、沖縄の気候に合わせてつくられています。高温多湿や強烈な日差し、台風などなど、沖縄ならではの気候はやはり本土のそれとは異なります。

おきみゅー 屋外展示

泥棒はいない前提のつくりですね(・_・;

おきみゅー 屋外展示

おきみゅー 屋外展示

もうこの段階で楽しいのですが、まだ館内に足を踏み入れていません!!

おきみゅー エントランス

屋外展示の先にエントランスがあります。この辺りの雰囲気もすごく素敵で、期待に胸が高鳴ります( ・∇・)

おきみゅー エントランス

館内入ったらすぐに券売機があります。入り口から見て左手が博物館、右手が美術館。博物館や美術館に入らなければ館内自体は無料で入ることができます。私は初のおきみゅーと言うこともあり、美術館と博物館を両方買いました。

 

2022年5月時点の入館料はこちら↓(おきみゅー公式HPより引用)

 

おきみゅー エントランス

美術館らしく、館内は白で統一されています。天井も高く統一感もあり。

沖縄県立博物館・美術館

まずは美術館から

沖縄県立美術館

美術館は、写真撮影ができないため写真はありません。沖縄の風土によって育まれた、油画・水彩画・彫刻・版画・写真・映像・近現代美術を中心に作品を展示されていました。白い壁もあれば、黒い壁もあり、一定の間隔で飾られた作品の数々。
絵の解説を読んでも正直よく分かりませんでした。
いやー、チョット情けないのですが、そもそも美術館へ訪れた回数が少なすぎて鑑賞力がないので、難解な絵を見せられても理解ができないと言う現実です(⌒-⌒; )

沖縄県立美術館

とはいえ見たまま感じたままを自分が素直に解釈すれば良いかも知れません。作品から何かを読み取ろうと懸命になる必要もなく、何とも思わなければ、ふーん・・と見ているだけでも良いのかも知れません。鑑賞している間は雑念が無くなると思いますし、それだけでも価値のある時間です(^_^;)

 

美術館の展示内容は時期によって異なるので、
公式ホームページなどで確認して入れ替え後に訪れるのも良いじゃろう!

 

続いて博物館へ

 

解答がないのが美術館、であれば解答があるのが博物館!
常設展示では、「海と島に生きる ー豊かさ、美しさ、平和を求めてー」をテーマに、港川人などヒトの登場から現代までの約2万年にわたる沖縄の歴史を辿りながら、沖縄の自然・歴史・文化について総合的に展示されておるのじゃ!

 

沖縄のことが通史でわかる総合展示室と、それを取り囲むように、5つの部門展示(自然史・考古・美術工芸・歴史・民俗)で構成され、各テーマに特化した貴重な資料や模型、映像を通して沖縄の今昔を体験できます。

沖縄県立博物館

写真は全て部門展示のみですが、どうやら総合展示室の写真も一部を除いては可能でした^^;

沖縄県立博物館

沖縄県立博物館

おそらくじっくりと見て回ろうとするとかなりの時間を要します。歴史好きや沖縄文化が好きな人にはここは超オススメ!!琉球がギュギュギューっと凝縮された、沖縄の知的宝庫です。

おきみゅー エントランス

感想

やはり私は博物館が印象に残りました。総合展示室は大型ジオラマがあったり、展示物や音声ガイドなど工夫が凝らされており飽きません。博物館を一通り見た後は、当たり前だけど現在は過去から繋がっているのだと腑に落ち、観光客の方も一度は博物館を訪れることで沖縄への理解が深まり一層沖縄を楽しめるのではないかと思います( ・∇・)

美術館も400円ですから一度は行ってみても良いのですが、私の場合は鑑賞時間は美術館:博物館が2:8ぐらい。もし2回目におきみゅーへ訪れるとしたら博物館10でも良いかも。博物館は情報量が驚くほど多いので、お腹いっぱいになります。
そして子供は美術館は退屈してしまう可能性は否めません(・_・;

ただし、せっかく沖縄に来たのに天気が雨・・となれば、おきみゅーで半日は楽しめるので、ぜひ博物館・美術館の両方をじっくり楽しむことをオススメします!!そしてこちらの建築物を訪れること自体も価値はあります。

あえて初日に訪れてどっぷり沖縄を学んでから観光すると、見方が変わり楽しさも倍増するかも知れません(^.^)

沖縄県立博物館・美術館

施設情報

施設名沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
住所沖縄県那覇市おもろまち3丁目1−1
電話番号098-941-8200
開館時間火・水・木・日 9:00-18:00(入館は17:30まで)
金・土 9:00-20:00(入館は19:30まで)
定休日月曜日 ※月曜日が祝日、振替休日、慰霊の日の場合は開館し、その翌平日が休館。
アクセスゆいレール「おもろまち駅」から徒歩10分
公式HPhttps://okimu.jp/
Instagram@okinawamuseum.artmuseum

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