2023年6月20日開業。那覇の超一等地にありながら喧騒を忘れる、洗練された非日常空間。全室45㎡以上のゆったりとした落ち着いた客室は、心から寛げること間違いなし。沖縄旅行が一層充実したものになるでしょう。
こんな人にオススメ
・遊び心のあるオシャレな非日常空間に惹かれる
・客室は広くないと嫌だ!
・プールやサウナが充実する滞在型のホテルが良い
はじめに
ホテルへGO
2023年6月、株式会社Plan•Do•See(本社:東京都千代田区)が、国内外で8施設目となるホテルを那覇市久茂地にオープンさせました。場所は国際通りの松尾交差点から一銀通りへ入り、60mほどのところにある那覇市内屈指の超一等地。ホテルの名前は「Southwest Grand Hotel(サウスウエストグランドホテル)」です。一年ほど前、ホテルコレクティブに宿泊していた際に部屋から見えた工事中の現場が懐かしい。
こんな一等地にホテルが建つのかー、どんなホテルになるんだろう?と思って注目していたのであります。
↓クレーンがあるところが、工事中の「Southwest Grand Hotel」。
実は、株式会社Plan•Do•Seeが経営するレストラン、「THE CONDER HOUSE」「THE KAWABUN NAGOYA」が私の地元名古屋にあり、そちらは何度も利用していたのですが、非日常空間の演出の仕方や細部まで神経を行き渡らせたこだわりなど、いつも感動を覚えていました。そんなPlan•Do•Seeが手掛けるホテルが沖縄に初上陸する!と知ったその日から、期待値はグー〜ンと鰻登りです。
ということで到着しました。建物を植栽が囲み、青のオーニングがリゾート感を醸し出しています。
↓こちら1階の案内図ですが、1階はレセプションとレストランがメイン。
初めて訪れる人は、どこから入るの??と迷うかも知れません。レストランの入り口なのか、ホテルの入り口なのか?ねぇ、どこから入るのーーー?とキョロキョロしていました。結局は一番端っこのエントランスから入りましたが、↓写真左からも入れます。
ちなみに駐車場は10台分ありますが、満車の場合でも近隣にたくさんコインパーキングがあるので問題なし。
館内へ
ホテルエントランスから入るとすぐに、天井から吊り下げられた巨大な魚。いきなりこの遊び心には脱帽です。
階段を上がった奥がレセプション、さらに奥にはレストラン・・と続きます。
こちらがレセプションです。よくあるお堅いホテルのフロントとは違い、この感じ。いきなり赤いネオンやアルコールの瓶がずらりと並んだこの光景。胸の高鳴りを覚えます。
サイドには一銀通りに面したテラス。植栽で目隠しされていて、ブルーのオーニングが涼しげ。訪れたのはかなり暑い日でしたが、全然テラスで過ごせるじゃん!と思ったほどの心地よさがありました。そしてさりげなく置いてあるブルーのグラスはもうリゾートそのもの。細部まで抜かりがなく、緻密に計算されている様子が伺えます。
お部屋へ
では気になるお部屋へ。3階〜10階、そして12階のペントハウスが客室となっており、全部屋45㎡以上で5タイプ88室。那覇市内のこの立地で全室45㎡以上って・・めちゃ贅沢。市内で全てのお部屋が45㎡以上なんてホテルはもちろん他にはありません。私がよく利用しているホテルの倍以上の広さ。広さを求める人は要チェックですよー!
エレベーターを降りると飛び込んでくる那覇市内の街並み。
客室フロアの廊下はアメリカンのスパイスも入っていてこれまた遊び心です。
バルコニーツイン
最初にご紹介するのは47㎡のバルコニーツイン。ベッドルームとリビングルーム、そしてバルコニーのツインルームです。ドア、オープン!
まずはリビングルーム。沖縄の空と海の青さをイメージしたファブリックに、木の温もりが絶妙で、非常に落ち着いた時間を過ごすことができそうです。巨大な液晶テレビも圧巻!
こちらはベッドルームです。バルコニーがあるので掃き出し窓から自然光がたっぷり入るこの感じ。開放感もバッチリ。
ベッドルームの横には洗面所とバスルーム。これまた贅沢に、洗面が2つ。
お部屋にはオリジナルアメニティポーチが用意されています。
ガラス張りのバスルーム。高級感があります。
クローゼットには、館内のプール⇄部屋を水着のままで行き来するときに羽織るガウンも。
ビーチサンダルもあります。
こちらはミニバーコーナー。客室にはペットボトルのミネラルウォーターはありません。必要な分だけウォーターサーバーから注いできましょう。
↓このように、各フロアにウォーターサーバーが設置されています。
冷蔵庫にはアルコールやジュースが冷やされています。こちら全て宿泊代金に含まれているミニバーフリー。得した気分ですね〜♪グラスも冷やされていて、至れり尽くせり。
そして!こちらのお部屋はリビングから広いバルコニーへ出られます。わーーーぉ、誰もが歓喜の声を上げることでしょう。9階ということもあり遮るものが何もなく、那覇市街を一望できるのです。こりゃ、テンション爆上がりです。テーブルとチェアも置いてあるので、ここでグラスを傾けるのも贅沢なひとときでしょうねぇ・・(うっとり)
玄関の片隅には傘が置いてあります。スコールの多い沖縄ですから。
コーナーキング
続いて、コーナーキング、45㎡のお部屋を拝見〜!
角部屋のパノラミックなワンルームとなっております。インテリアデザインは全部屋統一されており、非常に落ち着いたくつろぎの空間です。
角部屋ということで窓がグルッと部屋を囲い開放感抜群!
キングサイズのベッドが一つ。
バスルームには窓がついています。
グランドツイン
続いてのお部屋は、グランドツイン。こちらも45㎡です。このサイズでワンルームとなるとかなりゆったり感があります。むむむ!広すぎてバルコニーまでが遠いという現象に陥りましたw
ラタンのアームチェアにオレンジ色のテーブルランプ。客室は全体的に正統派な雰囲気ですが、あえて少し外すことで抜け感が出てお部屋全体の雰囲気が一段と良くなりますねぇ。(評論家か!)
個性的な形のペンダントライトに丸いフロアスタンド、この辺りもお部屋にアクセントを与えています。
ベッドに平行して配置されているのが洗面とバスルーム。洗面はどのタイプのお部屋も2つあります。洗面の照明やタイルがレトロな雰囲気でこれまた素敵。
ビンテージ感漂うクロック!
ベッドの下には驚く仕掛けがありました。スーツケースを広げたまま↓こちらに置けるのです。いや、便利すぎるだろ?スーツケースを広げるとお部屋が狭くなりますし、開けたり閉めたりも楽じゃないのでネ・・こうして広いお部屋がさらに広くなるってワケです。
テラススイート
最後にご紹介するのは、60㎡のテラススイートへ行ってみましょー。文字通り、広いテラスを持つスイートタイプ。お部屋に入るとすぐに、独立したベッドルームがあります。ベッドはキングサイズ。
そして!こちらのお部屋にはキッチンとダイニングテーブルもあるのです。
キッチンはシンプルですが、コンロもあるので簡単な調理ができそうです。暮らすようにステイできる!こんなお部屋に長期滞在できたら・・むふふ。想像するだけで笑いが止まりません・・
カトラリーや調理器具も完備されています。
そして!開放的なバスルームが付いております、ハイ。
バスルームからバルコニーへ繋がっています。
独立したベッドルームとの間仕切りは、開閉可能。
バルコニーは広くてハンモックまで置いてあります。お風呂上がりにバスローブを羽織りこちらで涼んだら・・誰もが恍惚とした表情になるでしょう。
国際通りが見えますねぇ。国際通りまで散歩に出かけたり、夜ご飯を食べに出たりと、ふらっと歩いて出かけられる最強立地と言えます。
感想
113㎡のペントハウスは稼働中のため見学はできませんでしたが、それ以外の4タイプを見学させて頂きました。客室は正統派のミッドセンチュリースタイルですが、照明や小物で遊び心を演出していてバランスが絶妙です。
国際通りまですぐの立地にありながらも喧騒を忘れてゆったりと寛ぐことができる広い客室は、1泊の滞在では勿体無くて、長期滞在するほど魅力が一層分かるような気がします。
価格帯としては、那覇市内の高級ホテルとされるハイアット、ナハテラス、コレクティブと並びますが、何と言ってもお部屋が45㎡と広いため、コスパの良さはピカイチです。金額は今後上がるかもしれませんが。そして申し分のない立地!これはすごいホテルができましたね・・・
後編へ続きます。
ホテル概要
ホテル名 | Southwest Grand Hotel(サウスウエストグランドホテル) |
住所 | 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3丁目29−52 |
電話番号 | 098-860-0421 |
客室 | 88室 *ペントハウススイート 113㎡ *テラススイート 60㎡ *バルコニーツイン 47㎡ *コーナーキング 45㎡ *グランドツイン 45㎡ |
施設 | レストラン、バー、プール、ジャグジー、サウナ、スパ、プライベートラウンジ、フィットネスジム、シャワールーム、ランドリー |
駐車場 | 有 10台 1,500円(税込/泊) ※先着順 |
アクセス | ゆいレール「美栄橋駅」から徒歩7分、「県庁前駅」から徒歩8分 |
公式Instagram | @southwestgrandhotel |
公式HP | https://southwestgrand.com/ |